毎日の新しい習慣に。「格闘詩」メールマガジンのご登録はこちらから。
■メールマガジン発行者:野崎美夫 ■発行者メールアドレス:nozakimagazine@interstrategy.co.jp このメールマガジンは「まぐまぐ!」より発行しております。
試合は ゴングが鳴る前から はじまっている
試合は 場外から もうはじまっている
少しでも早くはじめたほうが 勝利にたどり着く
人生はかけっこと同じ
足が遅いなら ひとより早くスタートすれば いいだけなんだ
どんな 角度で ポールに 突っ込むか
どんな ラインで バーンを 滑り抜けるか
シュプールは 自分自身
そこを 滑るまえに 闘ってきた そのプロセスの すべてが あらわになる
その真っ直ぐな 意志に
その真っ直ぐな 想いに
その真っ直ぐな 希望に
その真っ直ぐな 夢に
僕らは ただ 息をつめ 見つめるだけ
僕らは ただ スキッパーの決断に すべてを託す
誰よりも熱い 氷のうえで
誰よりもクールな 闘いがつづく
いつ やめても いい
いつ 次のトレーニングを はじめても いい
836、 837、 838、 …
誰が やれと 命令したわけでも ない
誰が やりつづけろと 命令したわけでも ない
楽をしようと 思えば やめてしまえばいい
でも 楽しくやりたいと 思うから いまは やりつづけたい
939、 940、 941、 …
やめないこと やりつづけること やりぬくこと
やることではなく やりつづけることではなく やりぬくことではなく
998、 999、 1000、 …
ただ 勝つために ただ ただ 結果を出すために ただ 次を目指すために
そして ただ 自分に 負けない ために
すべては 通過点
そして ゼロから またはじまる
まだ トーナメントは これからだ
でも 負けてしまった 僕らは もう戦いに参加できない
が それは 次の戦いのスタートを はじめられるということ
4年後の ワールドカップに 決勝トーナメントで 戦うチームたちは まだ準備を 始めることは できない
けれど もう今回の戦いが 終わってしまった 僕らは もう4年後の準備を はじめることが できるのだ
うつむいている 場合ではない
次のチャンスに向けて 闘いはもう はじまっているのだから
そういうのは プロレスラーの 崇高さの 照れ隠し
ただの ボディスラムが
それを しかける側も それを 受ける側も
どれだけ 途方もない 鍛錬の裏づけの うえにたって いることを
プロレスラー なら 誰もがみんな 知っている
いいたいことは たくしたい夢は かけたい運命は
すべて リングに あがってから
それが プロレスラーが プロレスラーで あるための
たった ひとつの 掟かもしれない
あと少しで たどりつく
あと少しで 向こう側に いける
でも ここからが 正念場
ゴールまで 走るのでは なく
ゴールの 向こう側まで 駆け抜ける
その勢いが なければ
勝利の ゴールテープは 切れない