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暮らし!格闘詩vol.1
おしぼり
観覧車
じぶん投資
死んでいる
バカ
おやすみ
格好つける
小さな花
おやすみ
眠れぬ夜
Ican'tstop
バスタブ
アンダーコンストラクション
資格試験
ひとりよりふたり
虹01系統
快晴
最終便
からっぽ
自殺
 
暮らし!格闘詩vol.2
暮らし!格闘詩vol.3
暮らし!格闘詩vol.4
暮らし!格闘詩vol.5
暮らし!格闘詩vol.6
暮らし!格闘詩vol.7
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暮らし!格闘詩vol.12
暮らし!格闘詩vol.13
暮らし!格闘詩vol.14
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暮らし!格闘詩vol.17
暮らし!格闘詩vol.18
暮らし!格闘詩vol.19

暮らし!格闘詩vol.20

暮らし!格闘詩vol.21

 

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「おしぼり」
暑かったでしょ
と汗をぬぐってあげる

寒かったでしょ
と凍えた手をあたためてあげる

いい気持ちにさせてあげても
くしゃくしゃっと
まるめられてしまう

だけどそれでいい
きもちよくなってもらえたのだから

いつもだまっておしぼりのように
ひとをきもちよくさせる

だけど
ビニールにつつまれた
うすっぺらな
うそのおしぼりとはちがうから

やさしい木綿のおしぼりの
そんな誇りと
ほんもののやさしさは
もっているから
 
「観覧車」
ゆっくりゆっくり
あがってく

はでさはないけれど
いつのまにか
いちばんたかいところにいる

またさがっていくけれど
でもまたあがってく

あがったりさがったり
ゆっくりだけど
いつもかならず
みんなを感動のばしょに
つれていってくれる

観覧車は
感動車

いちばん低いところもしっているから
いちばん高いところにいけるんだ
 
「じぶん投資」
どんな投資が
いちばん利息がいいだろうか

どの株が
いちばん値上がりするだろうか
そんなこと

考えるまえに
じぶん自身に投資することを考える

お金
時間
エネルギー

じぶんのもっているものを
ほかの違うものに投資するのではなく

じぶんじしんに投資する

じぶんへの投資が
利益率はいちばん高いことを

あなたは知っていましたか
 
「死んでいる」
脳みそが
死んでいる

脳細胞が
死んでいる

それ以上に死んでいるのは
それ以上に腐っているのは

脳細胞を眠らせたままで平気な
じぶんじしん

脳みそのせいではないのに
脳みそのせいにしている

そんなじぶんじしんに
脳みそがあきれているのかも
しれない
 
「バカ」
とことん
突っ走れるバカになりたい

とことん
信じきれるバカになりたい

小賢しい計算ばかり
しているじぶんが
恥ずかしい

バカになりたい

とことんやりつづける
バカになりたい

どこまでもバカでいられる
バカになりたい
 
「おやすみ」
もう寝てしまおう
もう眠ってしまおう

夢のなかまでは
誰もおいかけてこない

そんなこと考えているから
やっぱり
だめなんだよ

夢のなかでも考える
寝ても覚めても考えつづける

誰かに追いかけられなくても
じぶんじしんで追い続ける

だからこそ
なにかを見つけられる

おやすみなさいって
わかれたその瞬間からが
はじまりなんだよ
 
「格好つける」
もっと格好を気にしろ
といわれた

もっと格好よくいけ
といわれた

もっと格好つけろよ
といわれた

きちんとやらなかったら
きちんとできなかったら

格好悪いから

格好いいのは
そうしようとする気持ちなんだ
と少しわかってきた
 
「小さな花」
大きな花だけが
花じゃない

小さな花には
小さな花にしかできない
ことがある

小さな花が
咲くところには
やさしい風が吹き抜ける

小さな花が
咲き続けることを

ひとは幸せと
呼ぶ
 
「おやすみ」
休もうか
と思う

休めるのかなぁ
と思う

そんなときは
休んでしまう

ほんとうに休めないときは
ほんとうに休んでいられないときは
休もうかどうしようか
なんて考えもしないから

休もうなんて
考えもしない自分に誇りをもって
休もうかどうしようか
悩んだときは
悩んでいないで休めばいい

まっすぐ休めば
また
まっすぐはたらける
自分をとりもどせるから
 
「眠れぬ夜」
眠れぬ夜に
見る夢は

ぐっすり眠れる
夜には
けっして見れない


いつやってきて
くれるかなと
心待ちにしていた
眠れる夜が
やっとやってきてくれた

眠れぬ夜に
なにをしよう

眠れぬ夜に
なにを読もう

眠れぬ夜に
なにを想おう

眠れる夜はいそがしい

なにをしようかと
迷っているあいだに
いつの間にか
眠ってしまった

眠れぬ夜はかたすかし
それでいて
とても思いやりにあふれてる
 
「Ican'tstop」
怒らずには
いられない

苛立たずには
いられない

黙っては
いられない

我慢せずには
いられない

そして

ナミダガ
とまらない

そして

愛さずには
いられない
 
「バスタブ」
いくらお湯を注いでも
いっこうにお湯はたまらない

ためても
ためても
お湯はたまっていかない

いや
ほんとはそんなことはないんだよ

しらないあいだに
すこしずつ
すこしずつ
お湯はたまってる

でもね
バスタブいっぱいまで
たまるまで
なんの変化もあらわれない

でもいつか
バスタブからお湯があふれる
そのときが必ずやってくる

そのときまで
あきらめないひとだけが
喜びにあふれられるんだよ
 
「アンダーコンストラクション」

僕はいま
工事中

僕はいま
建設中

僕はいま
なにかの途中

近寄ると
ケガをさせてしまうかもしれない

近づくと
迷惑をかけてしまうかもしれない

だから
ひとりぼっちで
いま
夢の途中

あのガウディは
いまも
天国から夢を描いているらしい

僕のアンダーコンストラクションなんて
まだまだ
短すぎる努力かもしれない
 
「資格試験」

合格できただろうか

合格できなかっただろうか

直前まで
なかなか勉強できなかった

やろうと思ったことが
ぜんぜんできなかった

なんども気合を入れなおし
徹夜でテキストを
繰り返し繰り返しめくった

結果はわからないけれど
できるかぎりのことを

最後の最後まで
あきらめずに
できるかぎりのことを

どんな結果が出るか
それは
いまの私にはわからない

でも
ただひとついえること

それは
わたしには合格する
その資格は
あるということ

合格するその資格試験には
合格できたと
それだけは
わたしはきっと胸をはれる
 
「ひとりよりふたり」

独りになりたいと
思うのは
独りではないから

独りになりたいと
思うのは
独りの寂しさを知らないから

独りより
ふたり

独りより
みんな

独りになってみると
ふたりが
みんなが
どんなにかけがえのないことか
はじめてわかる

ひとりより
ふたり

ひとりより
みんな

独りになりたいなって
想える幸せを
いまのわたしは知っている
 
「虹01系統」

哀しいことが
あったとき

つらいことが
あったとき

切ないことが
あったとき

耐えきれないことが
あったとき

僕は
この「虹01系統」の
バスに乗る

レインボーブリッジを走る
都バスの
窓に広がる
青い海と
トウキョーの摩天楼を眺めていると

やがて
お台場にバスがつく頃には
なんだか
すっとしてる自分に気づくから

虹01系統
それは
たった
160円でつれていってくれる
僕の明日に架ける端につづく
絶望から希望への路線なんだ
 
「快晴」
抜けるような空って
こんな空をいうのだろうか

雲ひとつない空って
こんな空をいうのだろうか

空を見上げることなんて
あまりなくなってしまった

そういえば
子供の頃はもっと
空を見上げていたような
気がする

哀しいくらいのブルースカイ

この空に向かって
胸をはれる自分に
いつかなりたい

いまはまだ
胸をはれることなんて
あまりないけれど

空を見上げ続ける
そんな自分は忘れたくない
 
「最終便」
金曜日
君の寝顔を見るために
まい週乗り継ぐ
最終便の旅

土曜日の朝
君が目を覚ましたときに
横にいたいから

ただそれだけのために
まい週乗り継ぐ
君と僕の最終便

そんな
君につづく最終便は
君と僕の
ふたりだけの
始発電車なんだよ
 
「からっぽ」
いつも
真っ黒なスケジュール帳

そのまんなかに
すっぽりと空いてしまった
からっぽな日

いつもは
やりたいけどできないでいることが
たくさんあるのに

こんなときは
なにをしたらいいのか
わからない

とつぜんの余白は
どうしていいのか
わからない

からっぽな自分の
からっぽな日

いつも
真っ黒なスケジュール帳は
真っ白な
からっぽな
そんなじぶんでしか
なかったのかも
しれない
 
「自殺」
死にたかったら
死ねばいい

死にたかったら
死んでしまえばいい

死ねるもんなら
死んでみればいい

でも
死のうか
どうしようか
迷っているなら
まだ
死んではいけない

じぶんで
じぶんを殺すまえに
まだまだやることは
きっとあるから

じぶんで
じぶんを殺さなくても
殺されるまで
まだまだできることは
きっとあるから

殺されるのは
仕方ないかもしれないけれど
じぶんを
殺しては
絶対いけない

殺されてもいいけれど
殺してはいけない

殺されるまで
できることは
きっとあるから
 

 

 

 

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