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■メールマガジン発行者:野崎美夫 ■発行者メールアドレス:nozakimagazine@interstrategy.co.jp このメールマガジンは「まぐまぐ!」より発行しております。
小学校の 一年生 中学校の 一年生 高校の 一年生 大学の 一年生 会社の 一年生 人生で たった 一度の 最下級生 いちばん 下っ端の 時代を 思い切り 楽しめばいい
もしかしたら 同じ世代の奴らが そろそろ 寝ようかという その時間に 起き出して 仕事が はじまる 半分 眠ったまま 無言で チラシを 折り込み それが 終われば 自転車いっぱいに 新聞を積んで 朝刊の 配達に 向かう まい朝の ことだけど 決して 慣れることは ない まい朝 つらい 朝がやってくる 雨も 寒さも 慣れることは ない でも いちばん 辛いのは 雨で濡れた 新聞を ポストに 入れなければ ならないとき 新聞配達は 目立っては いけない なにごとも ないように まい日 当たり前に 新聞を 配達すること それほど 難しいことは ないと 知ったことが 僕の 一生の 財産になった
歯軋り して 地団駄 踏んで 七転八倒 して 悩みに 悩んで 恨みに 恨んで すべてに 絶望して そして 辿りついた 一縷の 望み じたばた しつづけて いるかぎり 僕は 僕で 終わらない
あんなに 強く 降っていた 雨が あんなに 激しく 吹いていた 風が あんなに 冷たく 私を 濡らしていた すべてが 嘘のように 消えて なくなった さっきまでの あの ためらいが さっきまでの あの 後悔が さっきまでの あの 湿った心が 嘘のように 消えて なくなった 雨あがりの 心に あたたかな 陽射しが ふりそそぎ 私は 新しい 一歩を 歩み始める
みんなに よく見える ところでは 誰もが 一生懸命 頑張るかも しれない ぜんぶ 見えてしまう ところでは 誰一人 頑張らない ひとは いないかも しれない けれど 誰にも 見えない ところで 誰も 気づかない ところで 黙々と 頑張れる ひとが 最後には いちばん 目立ってくる 見えない ところが いちばん 目立つところ だって そのひとは きっと知って いるんだね
いつか やってくる と 思っていた いつか 負わなければ ならなくなる と 思っていた けれど その準備も その覚悟も 足りなかった 突然 やってきて それからは ずっと つづく この日々が 悔悟の日々に ならないために いまは ただ 介護の日々に 明け暮れる
胸襟を 正し 背筋を 正し 足元を 正し 精神を 正し ただ 真摯に ただ 直向に ただ 真っ直ぐに 進み続ける その 意志こそ 誰よりも 誇らかな 矜持と なる
あんなに 頑張ろうと 思っていたのに あんなに 前から 用意していたのに あんなに 一生懸命 だったのに どうしても 頑張れなかった どうして 頑張れなかったのか いまでもまだ わからないけれど そんな きのうが あるから きっと もっといい あしたがあると いまは ただ信じたい
どんなに 想いを込めて その土を 捏ねようとも どんなに 息を詰めて そのろくろを 廻そうとも どんなに 願いを託して その窯に 火を灯そうとも 窯出しの その瞬間 すべては あらわになる もしかしたら この瞬間の そのために 陶芸を やりつづけているの かもしれない もしかしたら この瞬間だけの ために 土を 捏ねつづけ ろくろを 廻しつづけ 火を 灯しつづけるのかも しれない
その瞬間は 突然 やってくる 一睡もせず 追い山笠を 待つ人の眼前に 震えるように 静まり かえった 紫に煙る 夜明けの 空気を 引き裂くように 現れる 一番山笠 男たちは 歯を 喰いしばり 女たちは 男たちの 無事を祈り ただ この一瞬のために この一年を 駆け抜ける
蝉の 鳴き声 以外 なにも 聴こえない 青い空と 白い雲 以外 なんの姿も 見えない たった 独り たった ひとつのことを やり続ける 見ている ひとも 助けてくれる ひとも 応援してくれる ひとも 誰もいない 誰よりも 熱く 誰よりも 孤独な 盛夏のあとに きっと 誰よりも 誇らしい 成果は やってくる
あいつに なにくそ あのこに なにくそ あのときに なにくそ あのことに なにくそ あの後悔に なにくそ あの想い出に なにくそ あの怒りに なにくそ あの悔しさに なにくそ あの涙に なにくそ それより なにより いまの俺に なにくそ
火に くべられるのを 静かに 待ちながら 燃え盛る その日を 黙って 待ちながら 心を 濡らしもせず しっかりと 乾いたままで その瞬間を 真摯に 待ちわびる 高らかに 踊る炎の そのなかで ぱちぱちと はぜるのは 自らの 炎で 見つめる人を 熱く たぎらせられた その 歓喜の 雄たけびか それとも 燃え尽きる その前の 誰よりも 高らかな 勝ち名乗りか 薪達よ 誇らかに 燃え滾る 薪達よ 君たちこそ キャンプファイアーの 主役だ
ただ 立っていれば あがって いける なにも しなくても あがって いけるから 誰も なにも しようとは しない ほんとうは もっと いろいろ 想えるのに ほんとうは もっと いろいろ やれることは あるのに ただ 立っているだけで いいからと あぐらを かいている ひとに限って ほかには なにも 考えようとしない ほかには なにも 考えもしない そんなひとに 限って エスカレーター ならではの メリットを 見つけようとも しないのだから
俺が やらなくて 誰がやる 私が やらなくて 誰がやる 僕が やらなくて 誰がやる 自分が やらなくたって 誰かが やるからいい 自分が できなくたって 誰かが やってくれるからいい そんなことを 思っている かぎり 誰も 本気で やろうとは しない 自分が やらなかったら 誰も やらない 自分が やらなかったら いったい 誰が やるのか そう考える そう思う そんな人間が 自分が やるから いい と 覚悟を 決めてくれる からこそ 誰かではない 誰かが 全責任を 背負って やってくれるの だから
あれも したいし これも したい あれも やらなきゃ これも やらなきゃ あれにも 手をつけ これにも 足を染め けっきょく あれこれ やりながら けっきょく なにも 実らない あれも ではなく これも ではなく せめて あれだけは せめて これだけは 考え抜いて 選び抜いて ただひとつで いいから 実らせる 自分に 変わりたい
全身麻酔で 手術 するから 眠っている あいだに 手術は 終わるから なんて 慰めにも ならない 99パーセント 成功する から なんて もしも 1パーセントに なったら いろんなことが いっぱい 思い出されて いろんなことを いっぱい 考えて でも 治ったら きっとこんどこそ しっかりやろうと 決意したことを 必ず やるために 必ず 成功するって 必ず よくなるって がんばれ 私って 私は 私に 決意する