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ゴルフ格闘詩vol.1
スリーパット
ディポット
ざっくり
タラレバ
ドラコン
スタートホール
研修会
シャンク
レッスン
キャディバッグ
月例
スロープレイ
コンペ
ホールアウト
研修会
キャプテンシー
暫定球
チーピン
ワンハーフ
ベアグランド
 
ゴルフ格闘詩vol.2
ゴルフ格闘詩vol.3
ゴルフ格闘詩vol.4
ゴルフ格闘詩vol.5
 

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「スリーパット
最初の
パッティングストロークの

その後悔が
セカンドパットに
込められる

ファーストパットが
ショートすれば
セカンドパットは
強すぎる

ファーストパットが
強すぎれば
セカンドパットは
ショートする

ふたつの
後悔を
引きずりながら

スリーパット目は
ただまっすぐ
ターゲットに向かう

パッティングの
後悔は
後でしか
できない

反省の
その証しは
スリーパットの
3という数字に
しっかりと
記録される

 
「ディポット」

ナイスショットと
思って
フェアウェイを
意気揚々と
ボールに
近づいていくと

ディポットに
ボールが
つかまっている

最高の
気持ちから
最低の
気持ちへ
心は
いっきに
急降下する

力んでいけない
と思っていても
あのナイスショットを
なんとしても
いかしたいと
思えば思うほど
結果は裏目に
出てしまう

大事に
いこうと思うと
ゆるむ

しっかり
打ち込もうと思うと
からだがとまる

ダフる
トップする
引っ掛ける
プッシュアウトする
そして
シャンクする

いま
目の前の
ボールに
最善を尽くすことを
忘れ
不運を嘆き
予測に怯え
結果を恨む

ディポットは
そんなゴルファーの
心の穴かも
しれない

 
「ざっくり」

グリーンは
外したけれど
これを
寄せれば

ダフルなよ
トップするなよ
ヘッドアップ
するなよ

あれをするな
これをするなと

チェックポイントが
増えるぶんだけ
ヘッドがでなくなる

気がつくと
ボールが
目の前に
転がったまま

ざくっりは
うっかり

ざっくりは
がっかり
次の
アプローチが
いくら
寄っても

その日
一日

心は深く
ささったまま

 
「タラレバ」

あの
アプローチが
もし
うまくいってい
タラ

あの
OBさえ
もしなけ
レバ

そんな
タラや
レバが
なくなったら
途方もない
スコアになるはず
なのに

ときどき
いや
ほんとに一年のうち
一度か何度か
そんな
タラレバなしの日が
やってくる

タラレバゴルフなら
とっくに70台なのに

タラレバスコアなら
とっくにシングルなのに

タラレバが
なかっタラレバ

そんなタラレバも
もしかしたら
いまのじぶんのゴルフの
ちょっと屈折した
楽しみのひとつかも
しれない

 
「ドラコン」

べスグロ
より
ニアピン
より
優勝
より

もちろん
ブービー
より
ブービーメーカー
より

誇らしく
輝かしく
凛々しいのが
ドラコン

計算など
しない
小さくなど
まとまらない
危険など
かえりみない

ゴルフは
生き方とは
違うのに

ゴルフは
人格とは
違うのに

ドラコンほど
男らしく

ドラコンほど
女々しく

ドラコンほど
すべてのゴルファーが
とりたいものは
ない

 
「スタートホール」

きょうこそ
120台で
回りたい

きょうこそ
100を
切りたい

きょうこそ
80台で
おさめたい

目標スコアは
それぞれでも

肩に入る
力は同じ

前の晩に
練習しても
早くコースに
着いて
念入りに
ストレッチしても

スタートホールの
ティーショットが
終わるまで

プレッシャーは
高まるばかり

空振りさえ
しなければ
という
110の王たちも

何食わぬ顔で
ナイスショットを
飛ばす
シングルプレーヤーも

心に秘めた
スタートホールの
緊張感は
変わらない

 
「研修会」

いつもは
封印されている
フルバックの
ティーグラウンド

レギュラーティーの
遥か後ろに
まるで幻のように
立ち尽くす
チャンピオンティー

月に一度
この研修会の
ときにだけ
その封印は
解かれる

普段は
らくらく
パーが取れる
ホールも

ショートアイアンで
ピンを狙える
パー3も

すべてのホールが
ハンディキャップ1の
どこよりも難易度の
高いホールに
早変わりしてしまう

無駄口も
不必要な素振りも
長いアドレスも
いらない

ナイスショット
なんて言葉さえ

ここでは
空疎な
おせじに
成り下がって
しまうから

 
「シャンク」

それは
ナイスショットの
あとに

なんの
前ぶれもなく
突然
やってくる

あっ
という
小さな悲鳴と
ともに

えっ
という
大きな落胆と
ともに

いったい
なにが
起きたのか

どうして
こんなことに
なったのか

しかも
いったん
それが
あらわれると

なぜか
つぎつぎと
それは
あらわれる

シャンク
ひとつで
ゴルファーは
奈落の底に
沈んでいく

いつ
浮かび上がるか
わからない
底なしの
不安のなかへ

 
「レッスン」

手打ちに
なって
ますねぇ

頭が
つっこんで
ますねぇ

右足が
流れて
ますねぇ

それでは
スライス
しますねぇ

だから
そんなことは
わかってる

それを
治したいから
レッスンを
受けているのに


どうしたらいいかと
たずねると

もっと
からだを
つかって
手打ちに
ならないように

ダウンで
頭が
つっこまない
ように

テイクバックで
右足が
流れないように

そうすれば
スライスは
出なくなるからって

心のなかで
ため息を
つきながら

きょうも
なにも進歩せず
レッスンは
終わった

がんばれば
必ず
上達しますからって

でも
なにを
がんばればいいのか

きょうも
なにも
教えてくれないまま
レッスンは
終わった

 
「キャディバッグ」

クラブに
こだわる以上に

実は
キャディバッグに
こだわっている

カートに
積まれてしまったら
キャディバッグなんて
なんでも
同じかもしれない

でも
キャディマスター室の
前で
カートに積まれる
その前に

少し恥ずかしそうに
立ちあがる
そのキャディバッグは

きょう
どんなゴルフに
なろうとも

その持ち主の
なによりも誇らしげな
自己主張に
ちがいない

 
「月例」

なにくわぬ
顔で

入賞なんて
とんでもない
なんて
顔をして

実は
誰にも
内緒だけど

秘かに
優勝を
狙ってる

ドライバーが
まっすぐ
飛べば

アイアンが
そこそこ
あたれば

アプローチが
寄って
くれれば

スリーパット
さえ
しなければ

そんな
たられば
ばかりなら
優勝
できるのに

 
「スロープレイ」

ただ
プレーが
遅いだけでは
ない

ティーグラウンドに
あらわれるのが
遅い

ティーグラウンドに
あがるのも
遅い

歩くのが
遅いのは
もちろん

次の
ホールへの
移動も
遅い

茶店から
出てくるのも
遅ければ

ボール探しも
遅い

ひとつひとつは
それほど
遅くなくとも

それぞれが
積み重なって
1ホール
2ホール
ひらいていく

そしてなにより
いちばん遅いのは

自分たちが
スロープレーであると
気づくのが
遅い

自分の番に
なってからの
ルーティーンが
遅い

 
「コンペ」

いや
参加している
だけだから

いや
仕事のつもり
だから

いやいや
そんなことは
うそっぱち

ほんとうは
なにかを狙って
参加している

それは
二アピンか

それは
ドラコンか

それは
べスグロか

それは
ブービーか

それは
ダブルぺリアの
優勝か

とにかく
飛び賞でも
なんでも
いいから

とにかく
なにか
もって帰らないと

週末に
家を空ける
いいわけにも
ならない

 
「ホールアウト」

今年
最後の
ラウンドの

最終ホールに
やってきた

今年
最後の
ティーショットに
なる

今年
最後の
アイアンショットに
なる

今年
最後の
アプローチに
なる

今年
最後の
パッティングに
なる

今年の
ゴルフへの
思いのたけの
すべてを
込めて

来るべき年の
ゴルフへの
夢と希望を
込めて

今年
ラストの
最終ホール

どんな
ショットが
出ても

どんな
スコアを
刻んでも

泣いても
笑っても
怒っても
悔やんでも

すべての
ゴルファーの
ホールアウトの
瞬間が
やってくる

 
「研修会」

ゴルフの
腕前
だけでなく

ルールに
精通している
だけでなく

マナーの
見本である
だけでなく

その
倶楽部の
ゴルフライフの
すべての
面で

メンバーたちの
見本と
なるような

そんな
ゴルファーに
なるための

背筋の
伸びた
切磋琢磨が
ここにある


門をくぐる
ときから

帰りに
門をくぐる
ときまで

倶楽部を
代表する者としての
その緊張感こそ

研修会の
いちばんの
研修テーマに
ほかならない

 
「キャプテンシー」

フェアで
あれ

公平で
あれ

厳格で
あれ

自由で
あれ

言いたくも
ないことを

言わなければ
ならない
こともある

口はばったい
という
言葉の意味を

物言えば
という
警句の意味を

しみじみと
心のなかで
反芻して
みたりもする

旧きを
尋ね

新しきを
拓き

まっすぐな
信念と

迷いながらの
暗中模索を
繰り返しながら

我が
愛すべき
倶楽部のために

我が
信ずる道を
探すのみ

 
「暫定球」

念のため
もう
一球
打ってください

キャディさんに
そう
いわれた
ときは

確認
しなくても
もう
結果は
わかっている

それでも
かすかな
ほんとうに
かすかな

期待を
胸に
秘めながら

念のため
ではない
一打を放つ

こんどは
決まって
ナイスショット

けれど
想いは
最初に打った
球の
行方に
向かっている

暫定球は
心の
暫定球

望みが
OBラインの
向こうに
消えない
限り

決して
諦めるわけには
いかない

 
「チーピン」

それは
ここいちばんで
あらわれる

絶対に
左には
いかせては
いけない

けれど
距離は
稼ぎたい

できれば
フェアウェイの
いいところに
運んで

次のショットで
ピンを狙いたい

残りホールを
考えても

ここまでの
スコアを
考えても

この
ショットだけは
失敗するわけには
いかない

そんな
あらゆる想いが
プレショットから
アドレスまでの
数秒に

頭のなかを
駆け巡る

そして
次の瞬間

腰が
止まり

あっ
という叫びと
ともに

弾は
大きく左に
それていく

込めすぎた
想いと
考えすぎた
時間の

チーピン
それは招かれざる
贈り物

 
「ワンハーフ」

ワンラウンド
終えた後

おまけの
ような

プラスαの
ハーフラウンド

ラウンドの
反省や
言い訳を

ラウンドの
後悔や
言い訳を

そのハーフに
とことん
こめようとする

けれど
きょうのゴルフは
18ホールで
もう
終わっている

いくら
ワンハーフで
なにかを
取り戻そうとしても

すべては
幻であることを

すべては
取り返しのつかない
過去であることを

すべての
ワンハーフ
ゴルファーは
心の隅で
知っている

少し後ろめたい
ワンハーフ目の
9ホール

それは
ゴルフではなく
単なる
遊びでしかない

 
「ベアグランド」

グリーンを
こぼれた
球が

ころころと
転がって

止まった
ところは

芝のはがれた
ベアグランド

せっかく
ナイスショット
だったのに

と思った
その
瞬間から

次の
ミスショットは
はじまる

ざっくり
したくないな

トップ
したくないな

そんな思いが
落ち着きと
リズムを
一枚一枚
はがしていって

打ち急ぎで
仕上げて
くれる

ベアグランドは
スルーザグリーンの
もうひとつの
ハザード

そう思えば
謙虚に
切り抜けることが
できたのに

 

 

 

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